名古屋近郊にある八曽山(標高327m)は、自然豊かなハイキングコースや八曽の滝などの見どころで知られています。初心者でも気軽に登れる山として人気があり、登山ルートや駐車場の情報を探している人も多いでしょう。この記事では「八曽山 登山ルート 駐車場」に関心を持つ方向けに、八曽山の登山コースや駐車場事情、アクセス方法など最新情報を含めて詳しく解説します。
八曽山の自然や風景を楽しみながら、安全に登山を満喫するために、登山前に知っておきたいポイントをしっかり押さえましょう。
目次
八曽山の登山ルートと駐車場ガイド
八曽山は愛知県犬山市に位置し、愛知と岐阜の県境にまたがる里山です。標高は約327mと低めながら、山頂には「八曽黒平神社」の廃寺跡が残り、晴れた日には鈴鹿山脈や伊吹山、奥美濃方面の山々まで見渡せる絶景ポイントです。周囲は「八曽自然休養林」に指定され、ハイキングやキャンプが楽しめる自然豊かな環境ですが、登山道は基本的に初心者向けで整備されています。八曽山の登山ルートは複数ありますが、五条川沿いの林道から入るコースが一般的で、主に2ヶ所の駐車場から登山口にアクセスします。以下では八曽山の特徴とともに、代表的な登山ルートや駐車場の概要をまとめます。
八曽山の概要
八曽山(はっそさん)は犬山市東部、岐阜県との県境にある標高327mの山で、別名「黒平山」とも呼ばれます。山頂は二等三角点が設置されており、西側に少し下ると樹木越しに広々とした眺望が開け、鈴鹿山脈や伊吹山、奥美濃地方の山々が見渡せます。周辺一帯は「八曽自然休養林」として国有林に指定され、遊歩道やキャンプ場などの施設も整備されたアウトドアフィールドとなっています。豊かな森林の中には落差約7mの八曽の滝(山伏の滝)があり、ハイキングの途中で立ち寄れる名所として親しまれています。
登山コースの概要
八曽山の登山コースは概ね数か所あり、周回コースやピストンコースが楽しめます。一般的には南麓を流れる五条川沿いの林道から登るコースがメインで、「八曽モミの木キャンプ場(もみの木駐車場)」を起点に反時計回りで周回するルートが代表的です。このルートでは駐車場から八曽キャンプ場へ向かい、さらに八曽の滝へ続く遊歩道を経て尾根へ出て山頂に達します。一方、犬山市側からアクセスする「亀割登山口」を起点にするコースもあり、こちらは八曽滝や展望台を巡る周回ルートとして人気です。いずれのルートも片道2~3時間程度の行程で、標高差もそれほど大きくありません。登山道は急な階段や急登もなく比較的歩きやすい反面、沢沿いや尾根道では滑りやすい岩場もありますので、降雨後などは特に注意が必要です。
駐車場の概要
八曽山登山に利用される駐車場は主に以下の2か所です。ひとつは五条川沿いにある「八曽モミの木キャンプ場」の無料駐車場(もみの木駐車場)で、ここがかつて登山口となっていました。しかし、最新の情報として2024年10月にこのキャンプ場は閉鎖され、駐車場やトイレも利用不可となっています。これに代わり、多くの登山者は「亀割登山口駐車場」を利用しています。亀割駐車場は犬山市営の無料駐車場で収容台数は30台ほど、簡易トイレも整備されています。両駐車場とも登山口に近いため便利ですが、もみの木キャンプ場閉鎖後は亀割駐車場が事実上の拠点となっています。駐車台数は繁忙期に混雑することもあるため、混雑時は早めに到着するか、臨時駐車場の利用も検討しましょう。
代表的な登山コース
もみの木駐車場コース
【※もみの木キャンプ場は閉鎖されています】かつて主要起点だったこのコースは、五条川沿いの林道をたどり「八曽モミの木キャンプ場」(もみの木駐車場)からスタートします。キャンプ場脇の林道を進むと八曽キャンプ場につき、ここまでは緩やかな林道歩きです。八曽キャンプ場を過ぎて南へ進むと、東海自然歩道と合流し八曽滝(山伏の滝)方面の分岐があります。八曽滝方向の遊歩道に入ると渓流沿いの整備された道となり、やがて八曽滝の滝見小屋に到着します。滝からは尾根への登りが始まり、植林と雑木林の中を進んでいくとやがて山頂に到達します。標高差は約300mで、往復時間は休憩含め3~4時間ほどです。苔むした岩石や渓流沿いの風景が美しい一方、雨上がりは岩場が滑りやすいので注意が必要です。このコースでは山岳バイク走行の跡も見られますが、歩行者優先でゆっくり進みましょう。
亀割登山口コース
現在の八曽山登山の代表的ルートは、犬山市側の「亀割登山口」を起点にするコースです。亀割駐車場に車を停め、そこから舗装路を上ります。やがて山神(登山道入り口の石碑)を過ぎると登山道に入り、尾根伝いに急坂を直登します。途中にある分岐No.2からさらに尾根上を進み、八曽山の山頂(八曽黒平神社跡)に到着します。このルート上には人気の「展望台」もあり、晴れた日には360度の大パノラマが楽しめます。さらに山頂から少し進むと岩見山(標高250m)への分岐があり、時間に余裕があれば足を延ばせます。亀割ルートは全体的に標高差が大きく登り甲斐がありますが、足元は比較的明瞭な道が続くため、登山慣れしている方には歩きやすいコースです。所要時間は往復で約3時間程度で、登山口からじわじわ高度を上げるため体力面での負担はありますが、八曽の滝など見どころをすべて巡る充実感があります。
駐車場の詳細情報
| 駐車場 | 収容台数 | 料金 | 主な備考 |
|---|---|---|---|
| 八曽モミの木キャンプ場駐車場 (もみの木駐車場) |
多数(一帯) | 有料(500円程度) | 2024年10月閉鎖済み。駐車場・トイレ使用不可 |
| 亀割登山口駐車場 | 約30台 | 無料 | トイレあり。八曽山登山のベース。アクセス道路は狭い区間あり |
八曽モミの木キャンプ場駐車場
犬山市八曽にある「八曽モミの木キャンプ場駐車場」は、かつて八曽山登山の主要な起点でした。駐車スペースは林道脇の広場で十分な台数が停められるとされており、以前は駐車料金として1日約500円が必要でした。駐車場の近くには売店やトイレもあり自然歩道が整備されていましたが、残念ながら2024年10月をもってこのキャンプ場は閉鎖され、駐車場も利用できなくなりました。現在は整備工事が進められており、登山者は近隣の駐車場に車を停める必要があります。
亀割登山口駐車場
亀割登山口にある駐車場は、八曽山に最も近い無料駐車場です。収容台数は約30台で、簡易トイレも設置されています。中央自動車道の小牧東ICから約8km、案内看板にしたがって進むと到達します。駐車場への道は山間の狭い林道になりますので、対向車とすれ違う際は十分注意してください。ここから登山道まではすぐで、八曽山へは初心者でもわかりやすいルートが続きます。もみの木駐車場閉鎖後は登山者が集中するため、休日は早朝の利用がおすすめです。
アクセスと交通手段
車でのアクセス
八曽山へのマイカー利用では、名古屋方面から中央自動車道・小牧東ICを降りるルートが一般的です。ICの案内に従い県道49号を進み、犬山市街へと向かいます。犬山市内の市街地を抜けて県道84号に入り、郷中新橋南交差点から尾張パークウェイ方面へ進むと五条川沿いの林道入口に到達します。途中、案内板を目印に右折・左折しながら、最終的に亀割口または八曽モミの木キャンプ場方向へ入ります。林道の一部は幅が狭く離合困難な区間がありますので、対向車に注意して運転してください。駐車場は前述の通り亀割駐車場(無料)と、旧もみの木キャンプ場駐車場がありますが、後者は閉鎖になっています。
公共交通機関の利用方法
公共交通機関で八曽山を目指す場合、まず名鉄犬山線の犬山駅(または名鉄一宮駅)を利用します。犬山駅からは「わん丸君バス(犬山市コミュニティバス)」の長者町・池野線で高根(たかね)バス停まで行く方法があります。高根バス停が最寄りで、登山口(もみの木方面または亀割方面)までは林道を徒歩で進みます。ただしコミュニティバスの本数は限られており、また犬山駅東口発の路線を利用するため乗り換えが必要です。事前に犬山市ウェブサイトなどで最新の時刻表を確認し、余裕を持って計画を立てましょう。バス利用が難しい場合は、犬山・小牧方面からのタクシー利用も可能ですが、林道入口はかなり山間のためタクシーで向かうには事前相談が望まれます。
登山の注意点
服装と持ち物
八曽山は標高が低いとはいえ、山の天候や足元の状態には注意が必要です。登山にはトレッキングシューズや運動靴など足元のしっかりした靴を履き、滑りにくい装備を選びましょう。尾根道や沢沿いでは岩場もあるため、懐中電灯や簡易ライトを携帯すると安心です。服装は重ね着が基本で、気温に応じた防寒具を用意します。また、木陰が多い林道でも夏は紫外線が強いので帽子や日焼け止め、冬期は防寒対策とともに雨具も必須です。飲料水は必ず多めに持参し、山中では売店がないため水分切れに備えてください。携帯電話や地図、コンパスなどの地図を携帯し、携帯がつながりにくい場所もあるので道迷い防止のため明確なルートを把握しておきましょう。
以下は登山時にほしい装備の一例です:
- トレッキングシューズ(滑りにくいもの)
- 帽子、手袋、防寒具
- 雨具(レインウェアやポンチョ)
- 飲料水・食料(軽食)
- ヘッドライト・懐中電灯
- 携帯電話・モバイルバッテリー
- 地図(スマホアプリでも可)・コンパス
- 救急セット(絆創膏など)
安全対策や注意事項
八曽山は初心者向けの山道ですが、以下の点に留意して安全登山を心がけましょう。まず山道は場所によって急な傾斜や岩場、木の根が露出した箇所があります。特に八曽の滝周辺や尾根上では足元が滑りやすいので、慎重な足運びが必要です。雨天時や雨の後は階段や岩がさらに危険になりますので、中止や延長も検討しましょう。転倒・捻挫防止のためストックを使うのも有効です。山頂付近にはトイレや水場がないため、事前に用を済ませ、下山後の飲食の用意を考えておきましょう。
また、携帯トイレの携行やゴミは必ず持ち帰るなど、自然環境への配慮も心がけてください。山火事の危険が高まる時期もあり、火気使用は厳禁です。遭難事故防止のため、複数人で登山するか、単独の場合は出発・到着予定時間を家族や友人に伝えておきましょう。
まとめ
八曽山は尾根からの展望や渓流沿いの風景が魅力で、犬山周辺で手軽なハイキングスポットを探す方に最適です。登山ルートは主に林道から入る周回コースで、もともと利用されていたもみの木キャンプ場の駐車場は閉鎖されているため、現在は「亀割登山口駐車場」を起点にするコースが中心となります。駐車場の容量は限られるため、早朝の出発や平日利用が混雑を避けるポイントです。公共交通では犬山駅からコミュニティバス(わん丸君バス)で高根バス停まで行き、そこから徒歩でアクセスできます。
登山前には天候や交通情報を確認し、適切な装備で臨んでください。初心者でも歩きやすいコースですが、駐車場から山頂まで往復3~4時間を想定し、休憩時間も考慮してゆとりを持った計画を立てましょう。八曽山の豊かな自然を満喫しつつ、安全第一で楽しい登山をお楽しみください。
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