岐阜県は山岳部が多く古来から信仰が盛んな地域で、全国的にもユニークな神社が点在しています。
「岐阜県 変わった神社」のキーワードで探す人に向け、地元ならではの珍しい御祭神や独特の祭事、話題の祭りなどを最新情報とともに解説します。
旅行の計画に役立つ情報満載ですので、思わず驚く新発見をしながら神社巡りを楽しんでください!
目次
岐阜県で見つける変わった神社の魅力
「変わった神社」とは一般的な神社と違い、珍しい特徴を持つ神社のことです。
岐阜県内には、本殿に大きな岩が祭られていたり、境内に奇妙な装飾があるなど、全国でもめずらしい神社が多く存在します。
ここでは、見た目や御祭神、祭礼が独特な「変わった神社」を紹介し、その魅力や楽しみ方を探ります。
変わった神社とは何か
変わった神社とは、一言で言えば「普通とは少し違う神社」です。
たとえば、祭神に珍しい神様を祀ったり、鳥居や社殿が特徴的な形をしていたり、他では見られない祭礼を行う神社が該当します。
岐阜県の場合、山岳信仰の影響などからか、人と同じくらい大きな犬の像(狛犬)や巨大な滝がご神体になっているケースも。
こういった神社はマニアックともいえますが、旅のアクセントとして大いに楽しめるスポットです。
岐阜独自の歴史・文化背景
岐阜県は山深い地形のため、近隣諸国の文化が混じり合わず独自の信仰や伝承が根付いています。
戦国時代には稲葉山城に縁のある伊奈波神社が栄え、高山や郡上地方もそれぞれ独特の氏族や民俗文化を守ってきました。
こうした背景から、各地には地元だけで伝わる言い伝えや風習が残っています。
例えば、古い祭りが現在まで受け継がれていたり、神社が廃墟になりかけても地元の手で守られたりと、地域ならではのエピソードが多い点が特徴です。
これらが「変わった神社」に彩りを加え、旅行者にとっては発見の宝庫となっています。
変わった神社巡りの楽しみ方とコツ
岐阜県内の変わった神社は市街地から離れた山中などにあることも多く、訪問には少し工夫が必要です。
公共交通が不便な場所もありますので、レンタカーやバイク、自転車などでの移動がおすすめです。
また、祭礼日や御札授与の日が決まっている神社もあるため、事前に開門時間や休日を調べるのが大切です。
地元観光協会のサイトや市町村の公式ページをチェックし、祭礼カレンダーにも目を通しておくとよいでしょう。
参拝時には安全第一で、山道などでは歩きやすい服装で訪れるのがおすすめです。
岐阜県独特の気候や地形とふれあいながら、旅を楽しんでください。
岐阜ならでは!奇祭が行われる変わり種神社
岐阜県には、奇抜な祭りや信仰儀礼が行われる神社が数多くあります。
ここでは特に有名な3つの変わった祭礼をご紹介します。
どれも地域で長く続く伝統行事で、地元の神事として大切に守られている奇祭です。
葛懸神社:池ノ上みそぎ祭
岐阜市池ノ上町の葛懸神社では、毎年12月の第2土曜日に「池ノ上みそぎ祭」が行われます。
地域の若衆たちが鉢巻きとふんどし姿で集まり、夜明け前から長良川の清流に身を沈める勇壮な神事です。
800年以上の歴史をもつと伝わり、寒中で禊(みそぎ)を行うことで無病息災や五穀豊穣を祈願します。
神社の案内によれば、忠節橋の下流500m付近を会場として氏子が神様を迎え入れる準備行事もあり、地元では参加者と見物客で賑わいます。
川へ入る場面は圧巻で紙吹雪のように舞うおみそぎで身を清める伝統的な光景は、見ているだけでも身が引き締まる思いです。
大矢田神社:ひんここ祭
美濃市の大矢田神社では、春と秋に「ひんここ祭」と呼ばれる人形芝居が奉納されます。
これは人形(ひんこのかかし)を使った素朴な人形劇で、スサノオノミコトとオロチ伝説などが題材です。
全て手作りの人形が「ひんここ、チャイココ、チャイチャイホーイ」というお囃子に合わせて踊る様子は、どこかユーモラスでほほえましい雰囲気。
この祭りは平安時代から続くと伝わり、平成11年には国の重要無形民俗文化財に選ばれました。
祭礼の際には地元住民が伝統衣装で参加し、子どもから大人まで世代を超えて地域の歴史を楽しめるイベントとなっています。
長滝白山神社:花奪い祭
郡上市白鳥町長滝の長滝白山(ながたきはくさん)神社では、1月6日に「六日祭(花奪い祭り)」が開かれます。
この祭りは延年(えんねん)と呼ばれる古式舞踊の最中に始まり、最後に高さ6メートルの拝殿天井から吊るされた5つの大きな花笠への奪い合いバトルが繰り広げられます。
若者たちが組み上げた人柱の梯子(はしご)で上へ下へともみ合い、それを「花奪い」と称します。
争奪戦に勝って花笠を獲得すると無病息災や商売繁盛にご利益があるとされ、奪い取った花笠は大切に持ち帰られます。
あまりに力強い神事のため見る人は驚きと興奮の入り混じった表情になり、勇壮な光景が長らく語り草となっています。
伝説とパワースポットが集うユニーク神社
岐阜県内には、神話や伝説に彩られた神社や、パワースポットとされる神秘的な石・滝を社殿として祀る場所もあります。
ここでは特に人気の高いユニークな神社を3例紹介します。
伊奈波神社:逆さ狛犬と黒龍社
岐阜市に鎮座する伊奈波神社は創建1900年以上の古社です。
境内には他所ではあまり見られないスポットが点在します。まず本殿前の石段脇には、逆立ちをしたような「逆さ狛犬」が安置されています。
台座から兎のように跳ねた姿の狛犬で、参拝者がこれを撫でると金運や勝運が上がるといわれています。
また拝殿への参道右手には「黒龍社」があり、もともと同社が伊奈波に遷座する前から祀られていたと伝わります。
黒龍の名が示す通り、どんな願いでも叶えてくれる強力なパワーが宿っているとされ、祈願後に龍の名が付いた御守を受けると更に効果が高まると言われます。
さらに黒龍社の隣には「龍頭岩」と呼ばれる京都から奉納された巨岩があり、その形は龍の頭のように見えます。
龍神にちなんだ一帯をまわるだけで神秘的な力を感じるとして、多くの参拝客が訪れる人気スポットです。
金神社:黄金の鳥居とお金の御利益
岐阜市にある金神社(こがねじんじゃ)は、金運招福・商売繁盛で有名な神社です。
最大の特徴は高さ8mにおよぶ特殊鋼製の大鳥居が金色に塗り替えられていること。平成27年に施工されたこの黄金の鳥居は強烈な目印となり、「金神社」の名にふさわしいインパクトを放っています。
境内には金色の龍が彫刻された手水舎もあり、訪れる人々は金運を願って熱心に手を合わせます。
毎月最終金曜日には「金の御朱印」が授与され(プレミアムフライデーにあわせたご利益企画)、特別なデザインのお守りも人気を集めています。
ビルの谷間に位置するため参拝は気軽ですが、まるで金運そのものの世界に迷い込んだような雰囲気深い神社です。
水無神社:水無の名に秘めた神話
高山市一之宮町にある飛驒一宮水無神社もユニークな存在です。
名前の「水無(みなし)」は「水の無い」神社と読めますが、実は古来「水の神を祀る」意味であるとされます。飛騨国一宮として、地元の人々からの崇敬が厚い神社です。
毎年4月3日の「飛騨生きびな祭り」では、山神にサトイモを供える養蚕祭と、地元から寄せられた素朴な土びな人形の奉納が行われています。
また例祭では豪壮な獅子舞や闘鶏楽(とうけいがく)・神代踊りなど、県指定の伝統芸能が奉納され、その後に杜氏手作りのどぶろくが振る舞われます。
もともと山間地の田畑を水脈が支えていた信仰から、当社には五穀豊穣や商売繁盛のご利益があると伝えられています。
深い歴史と伝統を感じる社殿の佇まいは、旅の思い出に残る格別の場所と言えるでしょう。
まとめ
岐阜県には、他府県では見られない個性的な神社が数多く存在します。
逆立ち狛犬や黄金の鳥居など見た目のインパクトで驚かせる神社から、寒中に裸で川に入る神事や人形劇を奉納する奇祭まで、見どころは実に多彩です。
それぞれの神社には豊かな伝承や独自の御利益があり、参拝すれば旅行がより思い出深いものになるでしょう。
本記事で紹介した情報を参考に、岐阜県の変わった神社巡りを計画してみてください。
未経験の異空間体験やご利益との遭遇が、皆様の旅をより特別に演出してくれるはずです!
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