名古屋から郡上八幡への行き方【高速バス利用で快適アクセス】

名古屋駅から郡上八幡までは、高速バスが運行しており所要時間は約1時間30分です。ドライブ不要で手軽に郡上八幡へアクセスできるため、観光客にも人気があります。本記事では最新の運行状況を踏まえ、バス乗り場・時刻表・料金・予約方法をわかりやすく解説します。
名古屋駅（新幹線口）や名鉄バスセンターなど複数の乗り場を利用可能で、初めての方も安心です。バスの座席は4列シートが基本で、車内にトイレや無料Wi-Fiを備えた便もあります。一日数便の運行で、渋滞による遅れもあるため余裕を持ったスケジュールが大切です。

名古屋から郡上八幡まで高速バスで行く方法

名古屋から郡上八幡までの主な移動手段には、高速バスがあります。名古屋市からは名鉄バス・JRバス（東海）・濃飛バス・岐阜バスなどの高速バスが運行しており、いずれも乗り換えなしで郡上八幡インターまで直通します。高速バスは乗り換えが不要なうえ車内設備も充実しており、快適に移動できる点が魅力です。たとえば4列シートを基本とし、トイレや無料Wi-Fiを備える便もあります。

利用可能なバス路線

• 名古屋～高山線: 名古屋駅（新幹線口）や名鉄バスセンターから高山方面行きの便で、ほとんどのバスが「郡上八幡インター」に停車します。本数が比較的多く、出発地も2ヵ所から選べるため便利です。
• 名古屋～白川郷・金沢線: 岐阜バスが運行する路線で、白川郷や金沢方面行きの一部便が「郡上八幡インター」に停車します。城下町へは歩いても移動可能な場所で下車できますが、本数は多くありません。
• 名古屋～郡上ひるがの線: 岐阜バスが名鉄バスセンター発で運行する郡上八幡城下町プラザ行きの便です。この路線なら郡上八幡城下町プラザで降りられ、城下町に近い停留所に到着します。ただし、便数が少ないため時刻の確認が必須です。

所要時間と本数

名古屋から郡上八幡までの所要時間は約1時間20分～1時間30分です。道路状況によって変動するため、渋滞や工事の影響で到着が遅れることがあります。時間に余裕を持って計画しましょう。
本数は路線によって異なります。名古屋～高山線では平日でも1日6～7本程度（朝夕から昼間にかけて）が運行されています。一方、名古屋～郡上ひるがの線は便数が限られるため、希望する時間帯がある場合は早めに時刻表を確認してください。

料金と予約方法

高速バスの運賃は大人片道2,600円（子供は半額）程度です。路線や発着地によって若干異なる場合がありますが、インターネット予約なら割引運賃が適用されるケースもあります。座席は全席指定の予約制なので、公式予約サイトや電話で事前にチケットを購入しましょう。クレジットカードで決済するとスマートフォンにQRコードが届き、当日はそれを見せて乗車できます。当日窓口でも買えますが、特に繁忙期は満席になることが多いため、余裕をもって予約することをおすすめします。

名古屋のバス乗り場・切符予約について

名古屋市内から郡上八幡行き高速バスに乗るには、JR名古屋駅（新幹線口）と名鉄バスセンターの2つの乗り場を利用します。名古屋駅発着の便は「名古屋～高山線」が中心で、新幹線口付近のバスターミナルから出発します。名鉄バスセンター発着の便は「名古屋～白川郷線」や「名古屋～郡上ひるがの線」などです。乗車する路線によって発着ターミナルが異なるため、予約時や乗車前に必ず確認しておきましょう。

名古屋駅・名鉄バスセンターの乗り場

JR名古屋駅（新幹線口）のバスターミナルは改札を出て右手へ進み、シンボルの「銀時計」を目印にするとわかりやすいです。名鉄バスセンターは地下鉄伏見駅直結で便利な立地にあり、桜通線や東山線からアクセスできます。高速バス乗り場の案内板も出ているので、バス停番号や行先を確認して向かいましょう。

どちらのターミナルにもチケットセンターがありますが、郡上八幡行きの場合は事前にWeb予約するのが一般的です。また、大型荷物があるときはバスターミナルの荷物預かりサービスを利用したり、コインロッカーで調整しておくとスムーズです。

切符の予約と購入方法

高速バスの乗車券は専用の予約サイトや電話で事前購入します。会員登録不要のサイトも多く、クレジットカード決済を利用すればスマホにQRコードが送られ、当日はそれを見せるだけで乗車できます。
窓口で購入する場合は名鉄バスセンター内や名古屋駅前の高速バスチケットセンターが利用できますが、受け取りや現金払いには時間がかかることがあります。特に土日や連休中は混雑し座席が埋まりやすいので、オンライン予約で確実に確保しましょう。

乗車当日の流れ

当日は出発時刻の10分前までに乗り場に集合しましょう。予約番号やQRコードはスマホで掲示するか、印刷したものを提示して乗務員に確認してもらいます。指定された座席に座り、大きな荷物は乗務員の指示でバス下部のトランクへ預けます。預けた荷物は紛失防止に注意し、貴重品は身につけておくと安心です。
なお、高速道路や名古屋市内の混雑でバスが遅れる場合もあります。到着時間が旅行スケジュールに影響しないよう、余裕を持った計画を立てましょう。

郡上八幡到着後のアクセスと注意点

郡上八幡ICで高速バスを降りたら、城下町中心部までは約2.5km、徒歩で30分ほどかかります。バス降車地点周辺に商店や駅はないため、大きな荷物がある場合は事前にタクシーを予約しておくのがおすすめです。名鉄バスセンターから発車する便で終点が「郡上八幡城下町プラザ」の場合は町中に近い場所で降車できますが、ほとんどの便はICで降りることになる点に注意しましょう。

降車後はタクシー利用が一般的です。郡上八幡ICにはタクシーが待機していることが多く、市街地まで約10分・約1,600円程度です。複数人で移動する場合は割安になります。最近では郡上八幡ICと城下町プラザを結ぶ予約制のデマンドバス（シャトルバス）も運行されています。運行時間内であれば安価に移動できますが、利用には事前予約が必要です。

駐車場・施設へのアクセス

郡上八幡中心部には観光用の駐車場がいくつかあり、いずれも無料または有料で利用できます。城下町プラザ周辺の駐車場は観光客に人気が高いですが、休日や祭りの時期はすぐ満車になりますので注意が必要です。高速バスで到着する場合は、降車地でタクシーを利用するか、車で来る場合は主要駐車場を事前に確認しておくと安心です。

荷物とバス遅延の注意

バスは名古屋市内の高速道路や高速道路混雑で遅れる場合があります。遅延を見越して時間に余裕をもった行動計画を立てましょう。また、バスに持ち込める手荷物には限りがあります。大型の荷物や旅行バックを持参する場合は、宅配便での送付や車での移動も検討してください。

その他の移動手段: 電車や車

郡上八幡へは鉄道や車でもアクセスできます。鉄道利用では名古屋駅からJR高山本線で美濃太田駅まで行き、長良川鉄道に乗り換えて郡上八幡駅へ向かいます。この場合、乗り換え時間を含め約3時間かかり、運賃は合計で約2,550円です。城下町プラザへは郡上八幡駅からバスやタクシーで移動する必要があります。一方、車で移動する場合は名古屋高速道路・名神・東海北陸自動車道経由で郡上八幡ICまで約1時間で到着します。高速料金は約2,200円（平日昼）で、燃料費も別途かかります。冬期は積雪や凍結に注意が必要です。

鉄道を利用するルート

鉄道で行く場合、最寄り駅は長良川鉄道の「郡上八幡駅」です。名古屋駅からJR高山本線特急「ワイドビューひだ」で美濃太田駅へ約40分、そこから長良川鉄道に乗り換えて約1時間30分で郡上八幡駅に到着します。運行本数は多くありませんが、いくつかの接続があります。合計で約3時間かかり、料金も前述のとおり約2,550円の計算です。
郡上八幡駅から城下町までは徒歩15分ほどですが、駅前には無料のコミュニティバス（まめバス）があり、城下町プラザ方面へアクセスできます。時間が合えばこれも便利です。

車・レンタカーでのアクセス

車で移動する場合、名古屋市内から郡上八幡ICまでは高速道路利用で約1時間10分です。名古屋高速と東海北陸自動車道を経由し、郡上八幡ICで降りれば郡上八幡市街へアクセスできます。高速料金はおおよそ2,200円（平日昼間）で、ほかにガソリン代がかかります。市街地には無料・有料の駐車場が点在していますが、城下町中心部の駐車場は混雑しやすいため事前に空き状況を確認しておきましょう。

旅費・所要時間の比較

代表的な移動手段を比較すると、参考例は以下の通りです。

まとめ

名古屋から郡上八幡へは、高速バスが便利で快適な移動手段です。乗り場や予約方法をしっかり確認し、特に週末や繁忙期は早めにチケットを確保しましょう。到着後はタクシーやシャトルバスを利用して城下町へ向かうとスムーズです。記事で紹介した最新情報を参考に、計画的に旅程を組めば安心して郡上八幡観光を楽しめます。