郡上八幡城御城印の魅力が盛りだくさん!旅の記念におすすめ

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郡上八幡城では近年、お城めぐりの新たな記念品として「御城印」が話題です。伝統工芸の美濃和紙を使用し、歴代城主の家紋が押された高品質な御城印は、来城の思い出にぴったりです。さらに金色仕様の特別版や季節限定の切り絵御城印なども登場し、お城めぐりを盛り上げています。

発行当初から話題となり、全国のお城めぐりブームの火付け役とも言われています。この記事では郡上八幡城の御城印の魅力や入手方法、特徴などをわかりやすく解説します。旅の記念やコレクションにも活用できる御城印について、最新の発行スケジュール情報も含めて詳しくご紹介します。

郡上八幡城 御城印とは?

御城印(ごじょういん)は、お城を訪れた証として発行される記念の証明書で、城や城郭を守る会が発行する「お城版御朱印」にあたります。郡上八幡城では「来城記念証」とも呼ばれ、城を背景に城名や押印などがデザインされています。お城の歴史や城主にちなんだ家紋が一枚一枚手押しされており、単なる紙一枚の記念品以上の特別感が魅力です。

郡上八幡城は2016年4月に御城印の発行を始めた先駆けの城で、当初からその品質の高さが話題となりました。美濃和紙を使った高級感ある紙面と、歴代城主の家紋を手押しするこだわりは他城にも広く注目され、いまでは全国の350を超える城郭で御城印が発行されるお城巡りブームを牽引する存在となっています。

御城印の概要

御城印は、神社仏閣でいただく御朱印の城版ともいわれ、城門受付などで所定の金額を支払うと発行してもらえます。郡上八幡城の場合、券売所で天守入城券を購入する際に一緒に注文する形式です。通常版は和紙に印刷された後に家紋を手押しし、日付欄には来城日を記入してもらえます。形式は印刷タイプで、最初から用意されており、その場で受け取りますので朱印帳に直接押すものではありません。

郡上八幡城での発行経緯

郡上八幡城は、城郭振興の一環として御城印の発行を開始しました。売上金は城の整備や来城者サービスの向上など城郭振興に活用され、さらにはその一部が熊本城の復興支援にも充てられています。こうした取り組みが評価され、メディアにも掲載されるなど注目を集めました。発行初期から人気を博したことで全国のお城巡りにつながる新たなコンテンツとして定着し、現在では郡上八幡城の「城御朱印」としてお城好きや旅行者に親しまれています。

郡上八幡城 御城印のデザインと特徴

郡上八幡城の御城印はデザイン・素材に強いこだわりがあります。紙には岐阜県の伝統工芸品「美濃和紙」を用いており、しっかりとした手触りと上品な風合いが特徴です。筆文字で書かれる城名や「来城記念証」の文字は刷り込み(印刷)ですが、歴代城主の家紋は1枚1枚手押しされています。朱色の家紋印を線上に押す作業は手間がかかりますが、手仕事ならではの温かみと価値を感じられる仕上がりです。

デザインもシンプルながら荘厳で、白い和紙に朱印と黒の書体が映える美しい意匠です。郡上八幡城の場合、平成から令和へ改元した2019年5月1日に書体がリニューアルされました。平成版はクラシックな書体でしたが、令和版では文字の印刷や配置が新しくなり、より現代風のすっきりとしたデザインになっています。こうした版ごとの違いもコレクターには見逃せないポイントです。

美濃和紙と手押しの家紋

美濃和紙は手すき和紙で知られる高品質な和紙で、郡上八幡城の御城印では地元・美濃国のお城としての地域性を表現しています。和紙は厚みがあり、朱色の家紋印がよく映えます。職人が手すきした紙を使うことで、記念品としての重厚感と高級感が得られています。

また、家紋印は手作業で濃い朱色に刷られ、城の紋章を押しています。一枚ずつ丁寧に押すため、少しずつ押印の濃淡や位置に個性が出るのも味わい深い特徴です。こうした印刷と手作業の組み合わせが、郡上八幡城の御城印ならではの大きな魅力となっています。

平成版と令和版の違い

郡上八幡城の御城印には平成版(2016年~2019年)と令和版(2019年5月~)があります。平成版では筆文字がやや太めで伝統的な雰囲気でしたが、令和版では書体がスマートになり、全体にモダンな印象になりました。家紋のデザイン自体は変わりませんが、枠線や文字の配置が刷新されています。収集する際は、こうした版の違いにも注目するとコレクションがさらに楽しくなります。

郡上八幡城 御城印の入手方法と価格

郡上八幡城の御城印は、城内の入城受付窓口(天守前)で購入できます。登城料と同時に購入する形式で、受付横の売店では取り扱っていないため注意してください。営業時間は通常午前9時~午後4時45分(季節で変動あり)ですが、御城印発行日には記念紙の出発時間が8時からになることもありますので、夏季など混雑時は余裕を持って訪れると安心です。

販売場所

販売場所:郡上八幡城天守入口前の受付窓口(入城券売場)。郡上市八幡町柳町一の平の城山公園内にあります。
販売時間:通常は城内受付時間に準じますが、特別発行日(下記参照)には発行開始時刻が早まる場合があります。
※御城印は城内のみでの販売で、郡上八幡城周辺の店舗や土産物店では入手できません。

価格・種類

通常版(令和版郡上八幡城来城記念証)の価格は300円(税込)です。サイズは縦12cm程度の小判型で、日付も手書きで記入してくれます。限定版の御城印は種類によって価格が異なります。例えば、切り絵御城印(天守再建90周年記念)など特別デザインのものは1200円(税込)と高価です。一豊公5城コラボ御城印や「平成版(金印押し)」などは300円で、通常版と同じ価格で提供されています。各種類の発行期間や条件は公式情報で確認してください。

購入時の注意点

購入時には窓口で希望の御城印を伝え、代金を支払います。人気の限定版や特別版は発行数が限られるため、発行日当日は早めの来城がおすすめです。また、金の御城印やコラボ版など複数の種類が同時に発行されることがありますので、必要枚数をあらかじめ確認しておくとスムーズです。なお、朱印帳には直接押印せず、用紙で受け取る形式なので御城印帳の準備は不要です。

郡上八幡城 御城印の限定版・コラボ企画

郡上八幡城では通常版のほかに、期間限定や特別仕様の御城印も発行されています。話題の限定版としては「金の御城印」や「切り絵御城印」、「一豊公5城コラボ御城印」などがあります。これらはコレクションの目玉となるため、各企画を見逃さずチェックするといいでしょう。

金の御城印

金の御城印は金色箔をあしらったプレミアム版で、2019年11月29日から発売されたスペシャルフライデー企画です。毎月の発行日が定められており、通常は毎月最終金曜日と、さらに4月6日(「城の日」)など特別な日に発行されます。例えば、今年7月25日(金)には金の御城印が発行され、次回は8月下旬に予定されています。販売時間は朝8時から夕方までとなり、土日や祝日は設定が変わる場合もあるので公式告知を確認しましょう。金銀の特殊紙や箔押しデザインが施されており、通常の朱色印ではなく金色を使った豪華版となっています。

切り絵御城印(季節限定版)

郡上八幡城の切り絵御城印は、地元作家による紙を切り絵したモチーフが特徴です。天守再建90周年を記念して2023年6月24日から発売された『緑色台紙ver.』に続き、同年11月3日からもみじ祭り開催期間限定の『もみじver.』が発売されました。もみじver.は切り絵デザインに赤と黄色のグラデーションが入った台紙が付き、裏面にはデザイン解説も記載されています。こちらは限定3000枚と枚数制限があり、価格は1200円(税込)で、秋の紅葉シーズンのみの特別販売です。

一豊公5城コラボ御城印

2024年には掛川城公園管理事務所主導の「山内一豊5城プロジェクト」が開始され、郡上八幡城も参加しました。郡上八幡城版「一豊公5城コラボ御城印」は縦16cm×横10.5cmの印刷スタイルで、令和6年(2024年)4月1日から12月20日まで期間限定で販売されました。価格は300円(税込)で、他4城(岩倉城、長浜城、掛川城、高知城)と揃えると武将印「山内一豊」の特典がもらえます。コラボ期間中は郡上八幡城受付でもこれらコラボ版を購入できます。

その他の限定御城印

そのほかにも過去には平成最後の2019年4月限定で金印を押した特別版御城印が販売されたり、季節や周年記念にあわせた企画版が登場しています。これらは発行数が少なくすぐに完売することが多いため、収集したい方は公式サイトやニュースをこまめにチェックしましょう。

御城印の種類 価格 販売期間 特徴
通常版(来城記念証 令和版) 300円 通年(城内受付) 美濃和紙使用、家紋を手押し
金の御城印 300円 毎月の指定日(4/6含む) 金箔・金色用紙を使用した特別版
切り絵御城印(90周年記念) 1200円 季節限定(紅葉祭など) 紙を切り絵したデザイン、説明付
一豊公5城コラボ御城印 300円 2024年4月~12月(限定) 5城連携企画、全5枚で特典あり

まとめ

郡上八幡城の御城印は、伝統工芸の和紙や手押しの家紋が魅力のフォトジェニックなお土産です。通常版は300円で通年販売されており、金色箔仕上げや切り絵デザインの限定版は特別な日に発売されます。購入の際は城の受付窓口で希望の御城印を伝え、混雑時は早めの来城が安心です。城を訪れた記念や歴代城主への思いを形にできる一枚として、郡上八幡城の御城印をぜひ集めてみてください。

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